平成17年7月7日
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日本初のセカンドディスプレイを搭載したコンビニATM
新世代ATMの導入について
−平成17年7月26日より、東京都内から順次導入− |
株式会社アイワイバンク銀行(以下アイワイバンク銀行、東京都千代田区、代表取締役社長 安斎 隆)は、日本電気株式会社(以下 NEC、東京都港区、代表取締役執行役員社長 金杉 明信)との共同開発による、日本初のセカンドディスプレイを搭載した新世代ATMを平成17年7月26日(火)より導入いたします。
新世代ATMはNEC製で、紙幣部の大容量化・高速化を実現することで、お客さまのより快適な操作性を実現するとともに、ATM1台毎の警送・取引を効率化することで、さらに安定した運用ができるようになっております。また、来年4月に全ATMで一斉にICカード対応を実現する等、将来のサービス拡充をにらんだ柔軟な拡張性を確保しております。セキュリティ面におきましても、これまでのATMのセキュリティレベルを継承し、さらに国際標準のセキュリティにも対応できるよう機能を追加しております。
アイワイバンク銀行は平成13年5月にATMサービスを開始し、本日現在496社の金融機関と提携、ATMは25都道府県で合計10,420台を展開しております。
新世代ATMは、平成17年7月26日(火)よりこの9月末日までに、東京都内のセブン−イレブン等約200店に設置しテスト運用いたします。本年11月には静岡県内、平成18年3月には東京都内に設置を完了し、平成21年を目途に全ATMを新世代ATMに切り換える予定です。
1.新世代ATMの概要
【開発コンセプトとデザイン】
新商号であるセブン銀行に込めた、「誰にとってもわかりやすく、簡単、スピーディーなサービスを提供する」という思いを具体化すべく、新世代のATMに相応しい機能の拡充を図りました。ATMでは日本初となるセカンドディスプレイを搭載しているほか、紙幣部の大容量化・高速化による操作性の向上、そしてセキュリティについても現行ATMのレベルを継承し、さらに強化しています。また、デザインについては赤を基調とし、セブン銀行の新しいロゴマークをシンプルにあしらっています。 |
●新世代ATM(写真) |
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セブン銀行のロゴマークデザインをあしらったATMは、
平成17年10月11日より登場いたします。 |
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【新世代ATMの主な特長】
(1) |
コンビニATMとして日本初のセカンドディスプレイを搭載 |
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ATM提携や新しいサービスに関する情報、お知らせ等を表示する専用のディスプレイを新設し、お客さまへのガイダンス機能を充実。 |
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これまでの紙によるサービス案内からディスプレイでのサービス案内によりペーパーレス化を実現。さらに将来の動画や広告等の表示も視野に。 |
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(2) |
将来の新サービスに対応するための柔軟な拡張性を確保 |
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平成18年4月を目途に、新世代ATMを含めすべてのATMでICカード対応化。 |
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非接触型ICカード、携帯電話、生体認証等に容易に対応できるよう機能拡張も可能に。 |
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お取引明細票印刷機能を強化し、将来の広告やクーポン発券等サービスの拡大も視野に。 |
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(3) |
操作性とプライバシー保護機能を向上 |
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紙幣をカウントする速度の高速化〔当社現行機比約4倍〕による操作時間の短縮。 |
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紙幣容量の大容量化〔当社現行機比約2倍〕や、ATM利用状況に応じて1台毎に収納券種を設定することにより、さらに安定した運用を実現。 |
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ユニバーサルデザインの採用〔オートホンの低位置設置等〕。 |
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お客さまでも簡単に動かせるバイザー(ついたて)でプライバシー性をさらに向上。 |
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(4) |
安心して使えるよう現行ATMのセキュリティレベルを継承し、さらに国際標準のセキュリティに対応
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国際接続に必要な国際基準であるデータ暗号方式(3DES(トリプルデス)※)に切り換え可能な装置を実装。
※ 3DES(トリプルデス)〔Data Encryption Standard〕:データ暗号方式の一種 |
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(5) |
お客さまのニーズに対応したきめ細やかなATM画面の設定 |
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ATM画面について、初期画面は当該地域のATMサービスに関する最新情報を表示し、お客さまがカードを挿入すると提携金融機関独自の画面を表示。 |
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2. |
導入予定
平成17年7月〜9月 |
東京都内にてテスト設置(200台程度) |
平成17年10月 |
静岡県内設置開始 |
平成17年11月 |
静岡県内設置完了 |
平成18年1月 |
東京都内設置開始 |
平成18年3月 |
東京都内設置完了 |
平成21年 |
全国に設置完了予定 |
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以 上
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