WHAT'S SEVENBANKセブン銀行とは
みなさまの中には「セブン銀行」という名前を知っている方は多いかもしれません。
そのセブン銀行がどのような銀行か、ご存知ですか?
知っているようで知らないセブン銀行をご紹介します。
BUSINESS事業と価値創造
セブン銀行の事業
セブン銀行の事業は、ATMプラットフォーム事業と決済口座事業、そして米国などで展開している海外事業です。詳細は事業紹介ページで確認できます。



新たなATM利用スタイルの創造
セブン銀行は環境の変化を事業チャンスと捉え、技術革新の成果を取入れ、新しいパートナーとの連携を進めています。

スマホATMサービス拡大:
2017年3月
ATMと言うと、通常は銀行のキャッシュカードでお金を下ろしたり、預けたりするものですが、カードではなく、スマートフォンでもお取引きいただけるようにしています。

ATM受取:
2018年5月
子会社の株式会社セブン・ペイメントサービスにてサービスを開始した「ATM受取」は、契約社数が順調に伸び、サービス利用機会への期待が高まってきています。当初は返品に伴う返金ニーズからスタートしましたが、その後、マッチングサービスやシェアリングエコノミーでの報酬の支払いや、保険金・懸賞金の払出し、前払給与・経費精算など、新たなマーケットも拡がりつつあります。
> プロジェクトストーリー
新決済事業者との提携:
2017年8月
法令の改正に伴い、最近では「PayPay」、「LINE Pay」、あるいは携帯キャリアの会社など、新しい事業会社が決済サービスに参入する動きが活発です。セブン銀行ではそのような新決済事業者との新規提携を進め、セブン銀行ATMでのチャージを可能としました。
日本の場合、ATMで現金をチャージしたいというニーズがまだまだあります。 お金を支払う際のキャッシュレス決済の多くがプリペイド型であるため、使う前にお金を入金する必要があるからです。

電子マネーチャージ拡大:
2018年10月
「nanaco」へのチャージ開始は2007年から展開しており、「nanaco」以外の「交通系電子マネー」「楽天Edy」は、2018年10月から当社のATMでチャージできるようにしました。
このようにセブン銀行では、時代の変化に即したATM利用機会を創出しながら新たな価値を提供していきます。
本業を伸ばしつつ事業の多角化を実現
新たなATM利用スタイルに加え、下記事業の展開も進めることで事業の多角化を実現していきます。
外国人向け
金融サービスインフラ
日本に居住する外国人向けに金融サービスをはじめとした生活基盤サポートの提供を進めています。
セキュリティ強化サービス
口座の取引モニタリングを通じた不正利用の未然防止や検知ノウハウの蓄積、マネー・ローンダリング対策サポートなど、金融業界を横断した金融セキュリティの強化を進めています。
コンビニらしい金融サービス
セブン&アイグループや外部企業との連携も視野に入れた与信、投資、保険などの商品開発を進めています。
STRONG POINTセブン銀行の強み
従来の銀行とは異なる、
セブン銀行のユニークなビジネスモデル
「銀行」というと、預金や貸出を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
セブン銀行は、こうした一般的にイメージされる銀行とは異なり、「いつでも、どこでも、だれでも、安心して」使えるATMサービスの提供を主な業務とする銀行です。
そのATMサービスの手数料は、個人のお客さまからではなく提携金融機関等から、サービスの対価としていただいています。
同時に、提携金融機関等にもコスト面やサービス面でさまざまなメリットを提供しております。


社会に溶け込んだ、
安全かつ効率的な決済インフラ

インフラとしてのATMプラットフォーム
セブン銀行ATMは、セブン‐イレブンやイトーヨーカドーをはじめ、商業施設や駅、空港など、多くの「近くて便利」な場所に設置されています。全国25,000台以上のATMネットワークを活かし、従来の現金自動預払機(ATM)としての概念にとらわれることなく、より身近な場所の便利なお客さま接点となるべく拡大を続けていきます。

多くの金融機関のカードが利用できる
お客さまがお持ちのどのカードでもご利用いただけるよう提携を進めた結果、2019年3月末現在で提携金融機関等数は615社となりました。
また、決済手段の多様化やライフスタイルの変化に合わせ、電子マネーチャージの拡大や、新決済事業者との提携も進めています。現在は「交通系電子マネー」「楽天Edy」だけでなく、スマートフォン決済サービス「Pay Pay」や「LINE Pay」などへのチャージもセブン銀行ATMで可能となっています。

セブン銀行ATMの特徴
セブン銀行の顔であるATMは、「安心と安全の確保」、「利便性の向上」、「多様なお客さまへの対応」、「環境への配慮」の4つの視点を重視して開発されています。止まることなく、だれもが安心して使えるATMを目指しています。
また、2019年秋より次世代(第4世代)ATMの導入を開始しています。
ATMの無限の可能性と私たちの未来への姿勢を、ぜひご覧ください。
ATM稼働率99.98%
止まらないATM
委託先と協働し、「現金切れ」「障害発生」などを防ぎ、お客さまが必要としているときに「いつでも」安心してATMをご利用いただける態勢を構築しています。
多言語化対応12言語
海外発行カードご利用時
ATM画面・明細票の表示を日本語、英語、中国語(簡体字・繁体字)、韓国語、タイ語、マレーシア語、インドネシア語、ベトナム語、フランス語、ドイツ語、ポルトガル語から選択が可能です。
セブン&アイグループとのシナジー

セブン&アイグループが有する
集客力や店舗網などのグループ力
グループ各店舗へ1日あたり約2,400万人のお客さまが来店し、多くのお客さまにご利用いただける機会が整っています。
お客さま接点の拡大とグループならではの商品開発を具体化していきます。
HISTORYセブン銀行の軌跡
すべてはお客さまが
必要とされることだから
「セブン‐イレブンにATMがあったら便利なのに…」。セブン銀行はこのようなお客さまの声をふまえて誕生しました。一般の銀行のATMは、窓口業務を軽減する目的で設置されていましたが、セブン銀行のATMはお客さまを店舗にお迎えする目的で生まれたのです。
当時周囲からは、「そんなビジネスは成功しないだろう」と言われました。すでに各銀行がATMを設置しており、誰も不便を感じていないと思われたからです。しかし私たちは、いつでも、どこでも、だれでも、安心してご利用いただけるATMサービスを実現すれば、結果は必ずついてくるという信念で事業をスタートさせました。こうした姿勢がお客さまの厚い支持につながり、事業の発展に結びついたのです。
2001
お客さまの声をふまえて誕生


2005
ATMプラットフォーム事業ATM設置台数が10,000台を突破、
第2世代ATM導入開始
2007
海外発行カード対応サービス開始
2010
決済口座事業個人向けローンサービス開始
「快適さ」を追求
第3世代ATM導入開始
2011
海外送金サービス開始
東京証券取引所市場第一部に上場
2013
海外事業米国FCTIを完全子会社化
2014
海外事業インドネシアに完全子会社ATMi設立
決済口座事業事務受託事業を行う完全子会社
「株式会社バンク・ビジネスファクトリー」設立
ATM設置台数が20,000台を突破


2015

海外発行カードのATM画面、
明細票などを12言語対応に拡充
2016
決済口座事業デビット付きキャッシュカードを発行開始
2017
スマートフォンによるATM入出金サービスを提供開始
2018
海外事業米国セブン‐イレブンに約8,000台のATM設置完了
完全子会社「株式会社セブン・ペイメントサービス」設立
同社による「ATM受取」開始
ATMで交通系電子マネーなどのチャージ開始
2019

第4世代ATM導入開始

セブン銀行のこれから
世の中は、スマートフォンの普及や決済手段の多様化、ライフスタイルの変化などにより、大きく変わりつつあります。セブン銀行は、そうした変化や多様化するお客さまのニーズに柔軟に対応し、「時代とともに変化し続けること」を目指します。