セブン銀行はおかげさまで25周年を迎えました。ATMの設置・運営にご協力いただいたセブン‐イレブンをはじめとする各店舗の皆さま、機器の保守や現金装填を担ってくださったパートナー企業の皆さま、ATMを通じてサービスを提供する提携先の皆さまなど、多くの方々のご支援に心より御礼申し上げます。そして、年間11億件にのぼるご利用で支えてくださるお客さまには、心から感謝の意を表します。これまで当社にお寄せいただいた期待に応え続けることで、コンビニATMが社会インフラにまで成長してまいりました。これからも皆さまに信頼される存在であり続けたいと、決意を新たにしております。
わずか数社の提携先さまとの接続からスタートしたセブン銀行のATMは、現在では680を超える金融機関・企業とのお取引が可能となりました。時代の変化を先取りし、徹底的にお客さまの立場に立って「あったらいいな」を超えるサービスを突き詰めてきました。ATM画面のUI/UXにこだわり、安心・安全なお取引を実現する仕組み、お客さま一人ひとりの利便性を追求してきた結果、社会に便利を届ける金融サービスプラットフォームを構築しつつあります。金融ニーズの多様化とともにコード決済やスマートフォン連携にも対応し、キャッシュレスが進展する中においても、セブン銀行ATMの利用件数はこの25年間伸び続けています。さらに、この日本で磨き上げた独自のビジネスモデルは国境を越え、米国やインドネシア、フィリピン、マレーシアへも広がりました。その国ごとのニーズに適応しながら、現地の方々の生活を支える金融インフラとして着実に根を張ってきています。
これからの25年は、逆説的ではありますが「かつてはATMの銀行だったね」と言われるような進化を遂げたいと考えています。すでに銀行窓口手続きや行政の給付金の受取など、さまざまな社会課題を解決するサービスが広がっています。リアルの接点となるATMの強みを活かし、最後まで現金ニーズに対応しながら、社会のさまざまな場面で「あったらいいな」を超える利便性の高いサービスを提供していきます。
私たちは創業当初からお客さまの不便・負担を解消したいという想いを原動力に、業界の常識を超えて、さまざまな課題に挑戦してきました。25周年を機に、これまでの教訓を活かし、常に挑戦し続けるDNAをしっかりと次世代につなぎ、これからの非連続な未来に向けて新しい一歩を踏み出すために、25周年のスローガンを「つながる想い、広がる未来」としました。
次のステージに向けて、私たちはこれからも挑戦を続けてまいります。今後のセブン銀行に、どうぞご期待ください。
松橋 正明