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若手社員インタビュー02

地方の高齢者に役立つサービスの創出
学生時代からの想いを胸にテーマを模索中

地方の高齢者に役立つ
サービスの創出
学生時代からの想いを胸に
テーマを模索中

地方の高齢者に役立つ
サービスの創出
学生時代からの想いを胸に
テーマを模索中

金融ソリューション部
K・Y

2022年入社 経済学部卒業

PROFILE

入社後は金融ソリューション部に配属。所属部署は、銀行の三大業務「預金」「融資」「為替」を支える勘定系システムの維持保守や開発を担うが、自身は業共チームの一員として、他の金融機関とセブン銀行の間で執り行われる資金決済業務関連を担当。全体の予算管理やスケジュール管理をはじめ、システム改修を委託している外部ベンダーの進捗管理など、プロジェクトマネージャー業務に従事している。

Q1

学生時代にどんな経験をして、それがどう就職活動につながりましたか?

在学中に世間がコロナ禍に見舞われて実家に戻りましたが、このときに地元の不便さ、特に祖父母をはじめとする高齢者の移動手段がないという問題に直面しました。課題解決に貢献したいと思っていたところ、大学でビジネスコンテストが開催されたんです。優秀な事業案については、協賛企業の協力のもとで起業を目指すというコンテストでした。そこで2名の仲間とともに、マイカー所有者が近隣の高齢者の移動をサポートするというサービスを考案して応募。地元の高齢者から要望や現状についてヒアリングしたり、実証実験を実施したりと、学生時代の時間の多くはこの取り組みに費やしていましたね。最終候補になったものの、残念ながら起業にはいたらなかったので就職活動を始めましたが、このときも「地方の高齢者に役立つサービス」を軸にしました。

Q2

セブン銀行の選考では、自己アピールのどこが評価されたと思いますか?

二つの考えを示すよう心がけました。一つが「自分だからできること」です。学生時代の起業の取り組みは、「祖父母の暮らしを豊かにしたい」という想いで臨みました。この点を例示しつつ、身近な存在を念頭に置きながら、当事者意識をもって課題解決を目指せる点をアピールしました。もう一つは「セブン銀行だからできること」。圧倒的なシェア率でATMを保有・運用し、多くの金融機関と提携関係を構築しているからこそ、ユニークなビジネスを次々と創出していけるという点が、自身にとっての魅力だと訴えました。セブン銀行なら、新たなサービスを通じて社会に貢献できると思ったからです。上辺を取り繕うのではなく自身の考えをストレートにぶつけ、それを受け止めていただけた結果が内定だったのかなと思っています。

Q3

最終的にセブン銀行に
入社した決め手は?

就職活動の終盤までは「多彩な金融サービスを通じて地元に貢献したい」「親が祖父母の面倒を見ているので、すぐに駆け付けられるエリアで勤務したい」という2点から、地元で事業展開している地方銀行に就職するつもりでいました。気持ちが変わったのは、セブン銀行の内定者向け懇談会に参加したときのこと。人事の方に正直な気持ちを伝えてみたところ「若いうちは、やりたいことにフォーカスしていいのでは」と助言されました。そのうえで「近くで親御さんをサポートする必要が生じたら、退職すればいいんだよ」と言ってくださったのです。無理に引き留めるわけでも突き放すわけでもなく、真摯な姿勢が伝わってきたので、このように個と向き合ってくれる人がいる会社なら信頼できると思い、入社を決意しました。

Q4

入社前後でギャップは
ありましたか?

新サービスの創出や営業活動に従事するイメージをもって入社したので、まったくといっていいほど知見がないIT関連の部署に配属されたのがギャップでしたね。当初はネガティブに受け止めていました。ただし、後述するとおり研修が手厚かったですし、OJTでメンターを務めてくださった先輩をはじめとしたチームメンバーからは、とても親切・丁寧に指導いただけたので、実務にはスムーズに馴染めたと思います。部署内には専門の知識や技能を身に付けているキャリア採用の先輩社員が多くいるので、壁にぶつかったときの相談相手にこと欠かないという点でも心強いですよ。
なお、システムに関する理解度が高くなればなるほど、実現可能性のあるサービスを創出するためには、その前提にIT分野の知見が必要だと感じました。ですから、現在は職務に前向きに臨めています。

Q5

入社後の研修や育成法で
特に役立ったのは?

システム部門に配属される新入社員は、社外の「JUAS研修」を受講することになっています。要件定義から開発までシステム関連業務の流れを学びますが、プログラムには座学だけでなく、他社のシステム部門の若手たちとのディスカッションやグループワークが含まれていますし、終盤では自分たちでアプリを開発するという実践的な経験の場も用意されています。ITとは無縁の人生を歩んできた私にとっては、基礎を習得できただけでなく、配属先を告げられた際に抱いた「自分に務まるのか」という不安を払拭できたという意味でもいい機会になりました。また、研修後に実務に就いてみると、学んできたことが直接役立つ場面に幾度も遭遇し、張り合いを感じました。セブン銀行では新入社員研修以外でも職務で知識強化の必要性を感じた際には、受講したい研修プログラムを自分で探し、会社の費用で受講させてもらえます。こんな点も心強いと思っています。

Q6

1~2年目の業務で
印象に残っているのは?

入社半年後くらいに、初めて主担当を任された案件が印象に残っています。社内の銀行業務部門が使用する専用端末の画面を、一部修正するという内容でした。実際には先輩がフォローしてくださったので問題にはなりませんでしたが、使用する社員の要望をしっかり把握しないまま進めたことで、本来なら不要な工程を発生させてしまいました。リクエストとして明確に要求されていなくても、目的に適した対応をとるためには自ら情報をとりにいくことが重要なのだと痛感しました。また、数カ月のテストを経てリリースされた際には、自分の努力を目に見える形で確認し、達成感を得られました。この職務のやりがいを理解できた気がして、とてもうれしかったです。

Q7

今後の抱負と学生さんへの
メッセージをお願いします!

学生時代に端を発する「地方の高齢者の役に立ちたい」という想いは今でも抱き続けていますが、入社して丸2年が経とうとしている現在でも、まだ具体的な課題やテーマは模索中です。ジョブローテーションを通じて視野を広げるなかで取り組み課題を見つけ出し、地方や高齢者への貢献を実現させたいと思っています。
社会に出ている私ですら模索中ですから、学生さんのなかには「やりたいこと」を絞れずに、悩んでいらっしゃる方も少なくないのでは。「やりたいと思ったことを見つけたときに具現化できる環境が整っているか」「自身の気持ちを含め、さまざまな変化に臨機応変に対応できる環境になっているか」という視点で、会社を見てみるのも手だと思います。この点では、セブン銀行はとても恵まれた環境にあるのでお勧めです!

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