セブン銀行 Seven Bank Recruiting Site

社長メッセージ

常識を変えていく銀行として進化し続ける。
その想いを共有し、挑んでくれる若い人を期待しています。
代表取締役社長
 松橋 正明
社長インタビュー

お客さまのニーズを発掘しながら変化し続ける。
それがセブン銀行のDNA。

現在、既存の産業構造が大きく変化し、あらゆる産業の垣根が低くなっています。とりわけ金融業界では、さまざまな決済事業者の参入が進み、シームレスな世界になってきています。そんな中私たちセブン銀行がやるべきことは、創業当時から変わらず、銀行免許にも従来の枠にもとらわれず、お客さまのニーズや社会課題を発掘しながら、変化し続けることだと思っています。
そもそもセブン銀行は2001年に、「セブン‐イレブンにATMがあったら便利なのに…」というお客さまの声に応えて誕生しました。当時は、“コンビニATM”ということ自体が革新的であり、既存の金融業界から成功を疑問視される中、いわばベンチャーとしてのスタートでした。以来、当社は常にコンビニという場を使って、お客さまの「あったらいいな」を発掘し、「コンビニ」×「◯◯」というイノベーションの新結合を試みながら、これまでになかった金融サービスを次々と形にしてきました。そして今や売上高1,000億円にのぼる企業に成長しています。
変化、イノベーションこそが当社のDNA。それは大きく変貌し続ける時代や社会にあっても、セブン銀行のさらなる成長への原動力であると確信しています。

進化を遂げたATMをさらに便利に。
「ATM+(プラス)」への挑戦。

創業から20年以上を経て、いまや全国のセブン‐イレブンはもちろん、商業施設や駅といったあらゆる場所で、いわば財布のような感覚で、お客さまがいつでも出金できる環境になりました。またキャッシュレスが進む中、多くのお客さまがATMでお金をチャージして商品やサービスを購入するという新しい体験を浸透させるなど、“コンビニATM”の定着を一定達成できたと思っています。ここに至る過程で、いくつもの「常識を覆す、日本初への挑戦」があったのはいうまでもありません。
たとえば開業時に取り組んだのは、お金を定期的に数える業務という常識への挑戦。電子的にチェックすることで、数えるというプロセスをほぼなくし、それにより“お金の搬送コストを下げてお金を切らさない”仕組みを実現しました。また、私が最も印象に残っているのは、視覚障がいのあるお客さま向けのサービス開発です。視覚障がいのある方にインタビューをしながら、当事者にしかわからないニーズ(カード挿入時銀行名を音声で知りたい、など)を把握。そのニーズに応えて、ATM備え付けのインターホン(電話)による音声ガイダンス取引を全ATMで開始しました。事業者側の立場でお客さまを見てサービスをつくるのではなく、このように徹底してお客さまの立場になってつくる。それが私たちの今ある強みです。
そして今、私たちはATMを“もっと便利に”進化させ、「ATM+(プラス)」の世界を拓いていこうとしています。スマートフォンとの連携の強化、顔認証による手続の迅速化と安全性の向上をはじめ、先進技術を活かして用途・機能を拡大しながら、より使いやすく、幅広い世代のライフスタイルやビジネススタイルに最適なサービスを提供していく。たとえばATMによる行政のデジタル化への貢献はその一例です。2020年にはATMでマイナンバーカードによる手続きを開始し、さらにATMで給付金受け取りも可能に(一部自治体)。近い将来、コンビニに行けば、金融サービスから行政手続き全般までワンストップでできるようになるはずです。

社長インタビュー
社長インタビュー

グループシナジーの追求、グローバル展開、
新しい金融サービスへの挑戦で、差別化実現へ。

私たちセブン銀行の目標はパーパスの継続的具現化です。“お客さまの「あったらいいな」を超えて、日常の未来を生みだし続ける”ことです。一つ目は、セブン&アイ ホールディングスグループを活用した新たな取り組み。「セブン‐イレブンのアプリから口座や決済に紐づいて、購買体験がシームレスになる」そんな世界観をつくろうと考えています。たとえばお客さまの購買の傾向からお金が必要なタイミングでその方に合った金融サービスをご提案するサービスはその一例。すでに一部スタートしています。今後もグループシナジーを追求していく中でこれまでになかった金融サービスをつくり上げていきます。
二つ目は、グローバル展開です。米国では約9,000台※のATMを運営しています。さらにインドネシア、フィリピンでもATM事業を展開しています。当社のグローバル事業の特徴は、単なるATM入出金だけでなく、各地の課題を解決するサービスを付加していくこと。これは他の金融機関では取り組んでいない当社独自のアプローチです。
三つ目は、引続き新しい金融サービス創りや業務改革を行う“フロンティアスピリット”が感じられるビジネスの展開に挑むこと。たとえば、その土地の建物の大きさや人流、居住地と商業地などとの関係から、AIを活用して、適切なATMの設置場所を探索しているのもその一環です。このようにAIやDXと組み合わせて事業スピードを上げていくとともに、地道に真のニーズを探るという人間的感覚も大切にする。その両輪で新たなビジネスに挑むことで、結果的に他との差別化が実現できると考えています。

※セブン‐イレブン店舗内および店舗外の合計台数

常識を変え、その先の「当たり前」を生み出す。
一緒にこれからのイノベーションに挑んでほしい。

セブン銀行は社員数約600名と少数精鋭。一人ひとりが与えられるミッション・裁量権が大きく、また、自由に新しいテーマにチャレンジできる環境があります。加えて、銀行業務からデータサイエンスまで幅広い業務があり、さまざまなスキルを身につけることができます。私自身、2003年に入社以来、ずっと楽しんで仕事に取り組んできて、社長に就任した今もさらに楽しんでいます。というのも常にチャレンジできる環境のもと、さまざまな仕事をやり切ることで自己成長が感じられて、しかも、世の中を変えてきたという実感も持てているからです。
私がより力を入れたいのが、新しいものをどんどん生み出せるチーム、社風、カルチャーをつくること。そのため社内でさまざまなセミナーやワークショップを実施しています。さらに今後は業務の10%を、自身の研究に自由に取り組める仕組みも導入したいとも考えています。
今後、世の中の変化はさらに激しくなります。そんな中、当社が求めているのは、一つのことをやり切ることのできる人、自律的に考えて行動できる人です。私たちセブン銀行は常識を変えていく銀行。結果的に業界初、国内初、世界初を生むことができるのですから、こんなに楽しいことはありません。その証左に社長の私はもちろん、社員皆が生き生き仕事に取り組んでいます。私たちと一緒に、これからの変化、イノベーションに挑んでいただける方にぜひ入社していただきたいと思っています。