CSR基本方針、CSRの目標と実績

セブン銀行の考えるCSR

セブン銀行は従来からCSR(Corporate Social Responsibility)の重要性を強く認識し、事業の持続・発展のためにはCSR活動が不可欠であるという考えのもと、さまざまな取組みを行ってきました。
多様化する社会課題、社会要請に対し、私たちに期待される役割は変わりつつあります。
本業を通じ社会と企業の双方に価値を生み出すCSV(Creating Shared Value:共通価値の創造)に積極的に取組み、持続的な社会、持続可能な企業成長を目指しています。
また、CSVに取組むことで、SDGsへの貢献にもつながると考えております。

セブン銀行のCSR活動の変化

攻め CSV + 守り CSR 持続的成長

SDGsとは

2015年9月、国連本部で「国連持続可能な開発サミット」が開催されました。
その成果文書として「我々の世界を変革する:持続可能な開発のための2030アジェンダ」が加盟193カ国の全会一致で採択され、「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals:SDGs)」が掲げられました。
SDGsは17の目標と169のターゲットから成り、2030年までにこれらの目標を達成するために、企業の参画・貢献を期待されているものです。

CSRの方針

CSRの目標と実績

当社では、CSRを「お客さまや社会から支持され環境や社会と共存する企業として主体的に果たすべき社会的責務」と定義します。

CSRの取組みにあたっては、「社是」、「経営理念」及び「倫理憲章」に立脚し、当社事業の内容や規模等を踏まえた継続的かつ実効性あるものを行うものとします。

当社は事業活動を通じて市民経済社会にどのような貢献をしているか

取り組み課題 【P】2019年度目標(計画・目標) 【D】2019年度の実績・成果 【C】評価 【A】2020年度目標(計画・目標)

本業を通じたCSR

「いつでも、どこでも、だれでも、安心して使えるATMサービス」の提供

「気軽、便利、おトクなおサイフがわりの口座サービス」の提供

ATM設置台数の拡大

ATMの利便性・安全性のさらなる追求

海外送金サービス、「ATM受取」、スマホATMサービスなどサービスの拡充

海外ATM事業の推進

全国2万5千台超のATMを持つ強みと最新の技術の融合

新事業の創造、新たなマーケット開拓

  • 2018年度末25,152台→2019年度末25,215台
  • スマホ決済事業者との提携拡大(auPAY、PayPay、メルペイ)
  • 海外送金アプリを活用した生活サポートの向上  多文化共生に関する協定を締結した自治体数(13件)
  • 「ATM受取」のサービス拡大(提携合意数;276社)
  • フィリピンでのATM事業推進のための準備会社を設立(PitoAxMPlatform, Inc.)
  • 第4世代ATMでの顔認証による口座開設の実証実験を実施
  • セキュリティビジネス「ACSiON」、外国人向け金融サービス「セブン・グローバルレミット」、「Credd Finance」といった連結子会社を設立

ATMの利便性・安全性のさらなる追求

第4世代ATMの技術を活用した新サービスの創出

セブン銀行口座の利便性向上

新事業の創造、新たなマーケット開拓

当社は環境に対して十分な配慮を行い、問題解決のために努力をしているか

取り組み課題 【P】2019年度目標(計画・目標) 【D】2019年度の実績・成果 【C】評価 【A】2020年度目標(計画・目標)

環境負荷の適切な把握

当社が間接的に排出するサプライチェーンでの温室効果ガス排出量(スコープ3)の継続的把握と開示

  • セブン&アイグループ全体でスコープ3を継続的に把握し、開示(うち当社は、3,557[t-CO2])

当社が間接的に排出するサプライチェーンでの温室効果ガス排出量(スコープ3)の継続的把握と開示

エネルギー効率の向上

ペーパーレスの推進

  • 会議のペーパ-レス化、フリーアドレス化に伴う文書の削減
  • 文書保管年限見直しによる保管文書の削減

ペーパーレスの継続推進

環境に配慮したATMの安定的運用

  • 環境に配慮し、第3世代ATMに対し約40%省電力化した第4世代ATMの設置開始

省電力化した第4世代ATMの入替設置の推進

オフィスでの節電アクションを継続的に実施

  • 5月1日~10月31日にクールビズを実施、空調設定は27℃

オフィスでの節電アクションを継続的に実施

循環型社会の構築

オフィスを含めた3R(リデュース、リユース、リサイクル)の促進

  • オフィス家具の一部にレンタル家具を使用
  • 撤去したATMをメンテナンスし再設置
  • 廃棄ATMのリサイクル(100%)

オフィスを含めた3R(リデュース、リユース、リサイクル)の促進

従業員への意識啓発

CSRの動向、ESG、SDGsについての意識啓発

  • 全社員を対象にCSR勉強会を実施

SDGsについての意識啓発

従業員のさらなる環境意識の向上を目指して、6月の環境月間期間を中心に取組みを実施

  • 2020年3月末時点エコ検定取得者数は181名
  • グループ環境宣言「GREEN CHALLENGE 2050」への意識啓発
  • セブン&アイグループでのエコプロ2019出展

従業員の環境意識の向上を目指した各種施策の実施

セブン&アイグループの環境ボランティア、地域のボランティア等の活動への積極的な参加の継続

  • フードドライブ活動によるフードバンク「セカンド・ハーベストジャパン」への食品寄贈
  • コンタクトレンズ空ケース回収活動

環境ボランティア活動への積極的な参加の継続

セブン銀行自主プログラムでの環境ボランティア活動の充実

  • 高尾の森自然学校での環境保全活動を実施し31名(ご家族含む)が参加

環境ボランティア活動への積極的な参加の継続

当社の商品やサービスはお客さまに対してどのような責任を負い、それをどこまで果たしているか

取り組み課題 【P】2019年度目標(計画・目標) 【D】2019年度の実績・成 【C】評価 【A】2020年度目標(計画・目標)

商品とサービスの品質・安全性の確保

BCPを確実に実行するため、継続的な訓練実施により体制の維持強化を図る

  • BCP訓練(対策本部初動訓練等)を継続的に実施し、体制の維持強化を実現

BCPの想定範囲を拡大し、更なる体制強化を図る

安心して利用できる商品・サービスの整備

多様なニーズに対応したATM機能の推進継続

  • 金融機関以外とのサービス拡大
    資金移動事業者との提携拡大(auPAY、PayPay、メルペイ等)
  • 第4世代ATMの設置開始
    ATMでの顔認証による口座開設の実証実験を実施

多様なニーズに対応した金融サービスの推進

お客さまの声への誠実な対応(体制)

CS向上の取組みの継続実施

お客さま接点の最大の場として「顧客満足度向上・最適な情報提供/提案・マーケティング活用・グループ連携」ができるセンター構築

応対チャネルの最適化

商品サービスの改善/新サービス対応

  • 新サービスへの対応体制を整備
    ・新サービス開始に伴う入電大幅増加対応を想定した対策の検討
    ・第4世代ATMに関するお客さまの声を捉え、関係部と共有
  • チャットボットの回答範囲拡大、AI精度向上による顧客満足度向上と応対チャネルの最適化を実施

CS(顧客満足度)向上の取組みの継続推進

ATMを快適にご利用いただくための分析と改善検討

時代に合わせた多チャネルの問い合わせ対応を可能とするシステム・体制に向けた準備

当社や取引先の従業員の人権が尊重され、安全で働きやすい環境が整備されているか

取り組み課題 【P】2019年度目標(計画・目標) 【D】2019年度の実績・成 【C】評価 【A】2020年度目標(計画・目標)

能力向上支援

社内外での人材交流の機会を増やし、次世代リーダーが自律的に成長することを支援する

  • 中堅社員向けビジネススクール派遣
  • 管理職研修(コーチング、1on1)
  • 国内大学院派遣
  • セブン&アイ・ホールディングス主催リーダー養成研修
  • 経営幹部候補社員向け外部研修 等

社内外での人材交流の機会を増やし、次世代リーダーが自律的に成長するような「鍛えられる職場」をつくる

従業員の働きがい

ダイバーシティ&インクルージョンの推進

国籍・性別に関わらず活躍できる環境・意識づくり

育児・介護等と仕事との両立支援に関する制度の積極的活用

インナーコミュニケーションの活性化

全社員の参加機会の創出

エンゲージメント向上の取組み

  • 育児・介護等事由による短時間勤務・休職等両立支援制度の運用継続
  • スライド勤務開始
  • 生涯設計セミナーの実施
  • インナーコミュニケ―ション推進施策の実施
    ・ランチタイムセミナー(社員同士の業務理解促進)
    ・シャッフルランチ(部署間の交流)
  • エンゲージメント調査(従業員意識調査)の実施
  • 適時適切な採用による社内の活性化
  • 社内SNS活用促進

ダイバーシティ&インクルージョンの推進

国籍・性別に関わらず活躍できる環境・意識づくり

育児・介護等と仕事との両立支援に関する制度の積極的活用

インナーコミュニケーションの活性化

全社員の参加機会の創出

エンゲージメント向上の取組み

ワークライフバランスの実現

多様な人材の活用

労働安全衛生への配慮

有給休暇取得率の向上

時間外労働の上限規制への対応としての残業削減施策の実施

ストレスチェックの実施

  • 有給休暇取得率 実績82.7%
  • 定時退社励行期間(年2回)
  • 新就業管理システムによる労働時間・残業時間のマネジメント進化
  • ストレスチェックの実施

有給休暇取得率の向上

時間外労働の上限規制への対応としての残業削減施策の実施

ストレスチェックの実施

社会とともに歩む「良き企業市民」として、社会とのコミュニケーションを密にし、積極的に社会貢献活動に取り組んでいるか

取り組み課題 【P】2019年度目標(計画・目標) 【D】2019年度の実績・成 【C】評価 【A】2020年度目標(計画・目標)

育児・高齢者支援など

絵本「ボノロン」への協賛を柱とした読み聞かせ活動の促進

絵本の寄贈継続

児童館との連携強化

  • 児童館、国立オリンピック記念青少年総合センター、ペップキッズ郡山で従業員によるボノロン絵本読み聞かせ会を開催
  • ボノロンキャッシュカード発行による児童館への絵本寄贈を継続実施
  • 一般財団法人児童健全育成推進財団「みんなのコミュニケーション応援プロジェクト」への寄付

読み聞かせ絵本「森の戦士 ボノロン」への協賛を中心とした次世代育成支援の継続

地域活性化への協力

従業員の地域貢献活動への参加促進

  • ボランティア休暇取得数:13件
  • グループ全国一斉清掃活動への参加
  • ATM音声ガイダンスサービス認知促進のためのATMワークショップを実施(日本点字図書館、川崎市視覚障害者情報文化センターとの連携)

従業員の地域貢献活動への参加促進

反社会的勢力とは断固として対決する姿勢が貫かれているか

取り組み課題 【P】2019年度目標(計画・目標) 【D】2019年度の実績・成 【C】評価 【A】2020年度目標(計画・目標)

反社会的勢力への対策

反社情報収集継続と情報活用による取引排除の対応継続

  • 反社情報収集継続と情報活用による取引排除を適切に実施

継続的に収集した情報を基に、システムを活用した取引排除を実施

金融犯罪への対策

金融犯罪の防止に有効な対策を継続的に遂行し、安心・安全な決済環境をすべてのお客さまに提供する

捜査機関、提携先等との連携強化により、金融犯罪の拡大防止に努める

  • 進化・多様化する金融犯罪に対して、新システムの導入等を実施し対策を強化
  • 捜査機関、提携先等との連携強化により、金融犯罪全体の防止に向けた取組みを実施

金融犯罪防止に有効な対策を継続的に遂行し、安心・安全な決済環境をすべてのお客さまに提供する

捜査機関、提携先等との連携強化により、金融犯罪の撲滅に努める

CSR活動の計画と実施

取り組むべきCSR 活動の計画(以下「CSR 活動計画」という。)を経営会議で策定し、同計画に基づきCSR 活動を推進・実施します。実施に当たっては、全社的な活動が展開できるよう配慮します。
CSR 取り組み状況は、統合報告書、ディスクロージャー誌やホームページ等を通じ、定期的にまたは必要に応じて、対外的に公表します。

CSR活動の報告・改善・見直し等

経営会議は、内部管理基本方針に基づき、CSR 取り組み状況について、適切に取締役会に報告する態勢を整備し、毎年度または必要に応じ報告を行います。報告に伴い、経営会議は、CSR 取り組み状況の分析・実効性の評価を行い、改善すべき点がある場合はその原因を検証し適切な改善策を講じ、取締役会に付議します。経営会議は、実施した改善につき検証・フォローアップを行い、その内容に応じ取締役会に付議または報告します。経営会議は、毎年度または必要に応じ、CSR 取り組み態勢整備のプロセス自体の有効性を検証し、見直しの要否・内容につき取締役会に付議します。
取締役会は、CSR 取り組み態勢の整備状況を踏まえ、毎年度または必要に応じ、本方針の見直しを行いますとともに、方針策定プロセス自体についても有効性を検証し見直しを行います。

CSR・環境委員会の設置

CSR・環境委員会(以下、「本委員会」という)を、経営会議の諮問機関として設置し、全社でCSR活動を推進するため、CSR全般に関する計画、進捗等の報告を受け、その運営に関する重要事項を協議し、経営会議に答申します。
本委員会は、執行役員および全部室長(以下、「構成員」と総称する)にて構成され、監査役、監査部長、監査役室長、その他構成員から指名された者も出席し、報告または意見を述べることができるものとします。
本委員会は企画部担当役員を委員長とし、原則として、1年に2回以上、これを開催します。なお、緊急の必要がある場合、委員長は、臨時に本委員会を招集するものとします。